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非・桜上水宣言!
特別篇 春が来て君は



天野忍 個人誌
A5/コピー/36p

 

 SCCに新刊のひとつも欲しかろうとすったもんだしたあげく、なんだか無事に素敵に出来上がってしまった一冊。イルカの「なごり雪」をモチーフに書いてみました。藤代君も18になるとオトナです。

【収録作品】

 ・春が来て君は
   
   あと、こっぱずかしいリリカルまんがっぽいのと、夢見るトーク。

【たとえばこんな裏話。】

 ええそうアタシは迷ってました。出したいです。書きたいネタがあります。日が過ぎてゆきます。(こんなのばっかりだな自分……)
 野村萬斎の狂言公演だって見に行きたいです。お仕事になかなか休みが取れないです。残業続きです。気力削がれます。
 だからってSCCにこのまま突入して良いのか自分。そりゃ良くないでしょう。こうなると時間と体力気力の戦いです。気が付けば搬入の締め切り日でした。歯を磨いているときにふと思いました。ああ、この方法ならかけそうだ、と。

 (もはや恐ろしくてそれが何日かは言えない)

 腰が据わるとアタシ早いです。かなり早いです(そこまでが長いのです)。とりもなおさず本編を速攻で書き倒し、M市にアタシはゆきました。野村萬斎見ました。長沢涼氏に晩ご飯御馳走になりました(狂喜) 無理矢理読んで頂きました。
 曰く、「乙女」。
 ええそうですよアタシ乙女作家ですよ!(泣) 今更どこどう直したところで乙女度軽減出来そうにないので、翻って追求してみたり。結果的に渋沢さんまで乙女っぽくなりましたけどね……いいんだ、乙女作家だから。
 たまにはそーゆーシーンがひとつもない話を書いてみたかったのです。そーゆー意味では、かなり健全ですね(笑)

 参考までに鹿島アントラーズのオフィシャルサイトに行ってみて、寮のお部屋の写真見てすげときめきました(笑) あと鹿島設立の記録を読んで胸が熱くなりました(あれプロジェクトXで取り上げてもいいくらいだぜ?←やってたらスミマセン)。アタシサッカーに素敵なぐらい興味ないのです(いやW杯くらいは見たけどさ)が、鹿島はちょっと違う目で見そうな。決して小笠原のみっつが私と同じ高校だからというわけじゃないです(てゆうか卒業してから入ってきたんですがね、向こうが。寄付金募られました)よ。

 「螢の夜」の装丁を踏襲しましたけど、見た感じなんともオフっぽくて自分嬉しかったです。カラーレーザー万歳!!


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