非・桜上水宣言!
総集編 3 僕らは僕らでさあゆこう
天野忍 個人誌
A5/オフ/172p
「僕らが探しているキモチ」「僕らが歩いてきた時間」「僕らがここにいる理由」「僕らがつないでゆくあした」に収録した話を全面加筆修正して、描き下ろしも頑張ってみて、例によって解説も長々まったりとつけくわえた当社比1.5倍な本。
6割渋藤、4割シゲ水、1割岩工です。修羅場と納期が最短記録です。
【収録作品】 掲載順です。
・雛(書き下ろし)
・きみのいちばんに−tecnical edition
・それからのふたり
・ぼくのいちばんに−good night edition
・蜩の疵−calm edition
・きみのいちばんに−calm edition
・夏のオレ様(描き下ろし)
・君が先に眠るまで
・ぼくのいちばんに−sweet edition
・茨の海
・盲目に至る病
・青春の鼓動(描き下ろし)
・あしたになれば
・夏の王子様(描き下ろし)
・Mr.Honeymoon
・あいのカケラ
・君の手も声も
・そのあとに君の名前を
他、ショートコントとか。
【たとえばこんな裏話。】
同じ轍を三度は踏むまい、と9月頃から気構えはしてましたとも。5月に一度原稿あわせもしましたとも。その当時の目算が大きく誤っていたことに安堵しつつ(すげーページ数になったからなぁ)、結局それに近いところまで容量が増えてしまった(泣) 出せば出すほどページ数が規則的に増えていくのは何でかなあ……さすがにこれ以上厚い本はやりたくねーよ……(自己最厚記録/180枚)
しかしながら実質着手出来たのは11月に入ってからで(おいおいおい)、今回旅の都合とか金の都合とかでどーしても11/27の朝までには仕上げなならんで、アタシは旅に出る20分前まで本文の印刷してたんっていうんだからすごいせっぱ詰まりようです。てゆうか旅先と印刷所の所在地が同じだったからついでに持っていこうと思ったの……旅に出たらその間どーせ原稿やれねーし。てゆうか旅先で作業したくないし。11月中に入稿すれば少し安上がりだし一旦諦めるとどこまでも延びるし二年ぶりに冬コミだって取れたし! 割引2万円超えたのもたまげたけど、それってよーするにそんだけ印刷代もかかってるってことだよね!(泣)
収録した話のほとんどが字だったので、これはいかんと描き下ろしは絵が多いです。自分的にはシゲちゃんばっかり描いた気がします。入稿したのち赤マル完結編とか23巻シゲ水パワーアップとかあるんでトークとか多分情けないことになってるんだろうけど……あれほど凄まじい勢いで描いたトークも記憶にない気がするな……すっげー焦ったからな……2頁数え間違ってたのに気付いたのがタイムアップ数時間前だったからな……エクセル使ってページ管理とかやってみたのにな……(今までよっぽど原始的な方法だったらしいな私よ)。
で、印刷所に直接持っていったのはいいけど、キンチョーして言いたいことも言えずじまい(泣) 焦って発注書書くよりはいいのかもしんないけどなあ(号泣)
納品希望日より早く出来たら早く送ります、と軽やかに言われ、さらにその「早く出来る日」より一日早く届きました。ありがとうくりえい社。あんまり早く出来てもイベントがないんです(苦笑)
しかし並べてみると似たようなタイトルばっかりつけてますなぁ(泣/アタシこれ中学生のときから変わってないんだよな) なんかこう、ダメダメ度一番高かったりする?(っておいおいおい〜)
総集編2がマーカー塗りで痛い目を見たので、今度は狭い範囲ながら水彩で塗りました。人物を別々に描いて塗って、取り込んで配置しています。主人公も一応描いてますが、タイトルでばっちり隠れてますよ!